アイルランド・ダブリン空港は6月16日、カナダ・ウエストジェット航空運航のセントジョンズ線が就航し、ウエストジェットのサレッツキー最高経営責任者(CEO)らを乗せた初便が到着したと発表した。
カナダを代表する格安航空会社(LCC)のウエストジェットは北中米カリブ海路線を中心に運航。セントジョンズ=ダブリン線の就航により、欧州初進出を果たした。所要時間は4時間15分。使用機材はボーイング737型機(136席)。
ウエストジェットの乗り入れに伴い、ダブリンとカナダを結ぶ航空会社は4社、夏期のカナダ路線(トロント、モントリオール、セントジョンズ)は1日4便に増加。ダブリンやセントジョンズを中継地として利用することも可能となり、アイルランドとカナダを行き来する旅客数は過去最高になるとみられる。
ダブリン空港公団のトーランドCEOは「アイルランドとニューファンドランドの強い結びつき、そしてアイルランドとカナダの二国間貿易を考えると、ダブリン=セントジョンズ線は観光・ビジネスの両面から人気路線になると確信している」と公式ウェブサイトでコメントした。