【BMW 4シリーズ クーペ 試乗】一度乗ったら降りられない、秀逸な出来栄え…河村康彦

試乗記 輸入車
BMW・428i クーペ「Luxury」
BMW・428i クーペ「Luxury」 全 8 枚 拡大写真

『3シリーズ クーペ』から『4シリーズ』へ…名を改めて生を受けたBMW発最新クーペの魅力はもちろん、まずはその伸びやかなスタイリングにある。

【画像全8枚】

『3シリーズ セダン』と変わらぬ長いホイールベースを採用した結果、ドア後方に大きめスペースが残るそのサイドビューは、「”間延び”を感じさせないギリギリのポイント」という印象。一方で、セダンに対してココを短縮しなかった結果、後席にも大人が長時間過ごせるスペースが確保されている。トランクルームも広いので、いかにも”使えるクーペ”というパッケージングの持ち主だ。

動力性能は、フィーリング面含め4気筒エンジンを積む「428i」もなかなか。だが、6気筒エンジンの「435i」に乗り換えると、正直「やっぱりこちらが上!」という印象を受けた。

ワイドレンジながらステップ比も小さい8速ATとの組み合わせで低回転域から力感に富む一方、7000rpmのレッドラインまでキッチリとパワフルに回る。スポーティで澄んだサウンドはゴキゲンそのものだし、気になる振動を伴わないスムーズさも特筆もの。それはまさに”珠玉の逸品”。「これは、ポルシェの”フラット6”さえ上回る出来栄えだ」と、そう思う。

テストドライブした「435i」は、「オプションの電子制御式可変ダンパーや強化ブレーキをオプション装着」という但し書きが必要だったものの、しなやかな乗り味を実現させつつも高次元でバランスされたコーナリング能力を示すフットワークが何とも秀逸。

そんなこんなで、久々に”走り始めたら降りたくなくなる”モデルに乗った気がした。「クルマ好きには、一度は体験して貰いたい!」と、心底思える4シリーズである。

●パッケージング:★★★★
●インテリア/居住性:★★★★
●パワーソース:★★★★★
●フットワーク:★★★★★
●オススメ度:★★★★★

河村康彦|モータージャーナリスト
1985年よりフリーランス活動を開始。自動車専門誌を中心に健筆を振るっているモータージャーナリスト。ワールド・カーオブザイヤー選考委員、インターナショナル・エンジンオブザイヤー選考委員。

《河村康彦》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『パジェロ』新型、「S-AWC」搭載で走破性と快適性を両立…今秋デビューへ
  2. 日産『テラノ』復活、PHEVの本格SUV誕生へ!…次期パジェロと兄弟車か?
  3. 【スズキ GSX-S1000GX 試乗】これはアドベンチャーか、スーパースポーツか? “翼”を得たスズキの異端児…伊丹孝裕
  4. ロータスの故郷「ヘセルファクトリー」が60周年、最後の内燃機関スポーツ『エミーラ』限定サポートを用意
  5. スーパーチャージャー搭載、カワサキ『Z H2 SE』2027年モデル発売へ 価格は247万5000円
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 3000アンペアの急速充電に世界初成功、電動トラックの未来を切り開く…MAN
  2. 中国サプライヤーが日本市場へ本格攻勢、“長期戦略”と“チャイナスピード”両立する「DESAY SV」次の一手とは
  3. 機械式駐車場の最適化コンサル、マンション管理組合向けに新サービス開始…さくら事務所
  4. 大和ハウスベンチャーズ、自動運転幹線輸送のT2に出資…レベル4実現へ
  5. 【バッテリー リスキリング講座】車載用全固体電池の開発状況と今後の展望
ランキングをもっと見る