オーストラリア・シドニー国際空港は6月17日、地上連絡輸送に関する設備改修に伴い、空港発のタクシー・路線バス・リムジンの運賃に加算される空港使用料の改定を7月1日から実施すると発表した。
設備改修の目的は、国際・国内線両ターミナルにおけるタクシー・路線バス・リムジンのドライバー・運行会社の支援。今後12カ月以内で、到着ロビー沿いのタクシー待機所に通じる入口1カ所の新設、ターミナル1(T1)のタクシー待機所の拡張、T2のタクシー待機所トイレの改修、T1のバスエリア拡張・標識の一新などを実施する。
空港発のタクシー運賃に加算される空港使用料(アクセス・フィー)は、従来の3.75豪ドル(約358円)から4豪ドル(約382円)へ値上げされる。使用料は空港施設の再投資に充てられる予定だ。