【震災対策技術展 大阪】カヤバのオイルダンパー、東京スカイツリーへも採用の実績
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このオイルダンパーは、同社の親会社であるカヤバが自動車用ショックアブソーバーで長年の経験がある技術を生かしたもので、建築物の耐震性向上に大きな効果がある。
有名な建物に採用された実績では、東京駅のビル基礎部分には免震用オイルダンパーのBDSシリーズが158基設置されている。
また、東京スカイツリーにはタワー本体と心柱の間に、専用設計の長ストローク高速オイルダンパーが96基設置され、下層フロアには制震用オイルダンパーBDHシリーズが129基設置されている。
同社の説明員によると、「オイルダンパーを採用した工場では、地震に遭遇しても精密な工作機械の基準点が狂わず、早期の復旧ができた」と、オイルダンパーの有効性をアピールした。
《山内 博》