【震災対策技術展 大阪】東洋ゴム化工品、多彩な免震ゴムのバリエーションを展示

自動車 ビジネス 企業動向
東洋ゴム化工品ブース
東洋ゴム化工品ブース 全 11 枚 拡大写真

6月17日・18日に大阪市のグランフロント大阪内にあるコングレコンベンションセンターで開催された第1回の「震災対策技術展 大阪」で、東洋ゴム化工品は、多彩な免震ゴムのバリエーションを展示した。

同社の免震ゴムには、高減衰積層ゴムと天然ゴム系積層ゴムがあり、どちらも上部フランジと下部フランジとの間に、内部ゴムと内部鋼板を積層して周囲を被服ゴムで覆った構造になっている。

高減衰と天然ゴム系の違いは、使用されているゴムの組成で、高減衰の場合には、シリカや樹脂を添加してゴム自体の減衰力を向上させている。

同社のブースでは、高減衰積層ゴムと天然ゴム系積層ゴムを並べて、揺らせた場合の両者の揺れの違いを展示し、ゴム素材の上に金属球を落として、ゴムの組成の違いで金属球の跳ね返りが違うことを体験できる展示を展開した。

同社の免震積層ゴムの設置方法には、(1)建物の最下部に免震ピットを設けて、地盤と建物を絶縁する基礎免震、(2)柱の上部に免震積層ゴムを設置する柱頭免震、(3)建物の途中階に免震階を設ける中間層免震、という3つのバリエーションがある。同社の免震積層ゴムはいずれの設置方法にも対応できる。

《山内 博》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る