浅間ヒルクライム2014、2年越し念願の公道封鎖イベントを実現

自動車 ビジネス 国内マーケット
ジャガー・EタイプSr.1
ジャガー・EタイプSr.1 全 16 枚 拡大写真

6月14日から15日かけて、長野県小諸市のチェリーパークライン(メイン会場は浅間2000パーク)において、浅間ヒルクライム2014が開催された。主催は浅間ヒルクライム実行委員会。

2012年に初開催された浅間ヒルクライムは、クラシックカーやレーシングカーによる本格的なヒルクライムイベントを目指し、これまで、チェリーパークラインのパレードランや浅間2000パーク内でのジムカーナ、私道を使ってのスペシャルステージ等を開催。同時に、目標である、チェリーパークラインの封鎖を実現するために、関係各省庁、および、地元への働きかけを行ってきた。

その結果、今年はついにヒルクライム時間帯に限り、チェリーパークラインの公道封鎖が実現。具体的には、レーシングカーなどのナンバーを取得していないクルマも走行可能だが、制限速度は守るというデモンストレーションランと位置づけ、主催者自らが設定した時間にどれだけ近いかを競うものとなった。

エントリーは、ジャガー『XK140』や『ディノ246GT』などをはじめ、HRCのエントリーによるMotoGPクラスに参戦していたホンダ『RC213V』など、76台がエントリー。約7kmのコースを駆けあがった。

2日間とも快晴に恵まれ、延べ1万6000人ほどの観客が来場。ヒルクライム見学やメイン会場での車両展示、ジムカーナ観戦等、大いに楽しんだようだ。

また、ゼネラルモーターズ・ジャパンがシボレー『コルベットコンバーチブル』を日本初公開、さらにルノー・ジャポンが『メガーヌルノー・スポール』や『メガーヌハッチバックGT220』の新車発表をおこなうなど、多くのインポーターの協賛も得られ、充実したイベントとなった。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  3. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
  4. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  5. “空気圧が減る理由”を徹底解説! 今日から始める賢いタイヤ管理術~Weeklyメンテナンス~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る