ルノー メガーヌ R.S. に「275トロフィー-R」…ニュル市販FF車最速ラップ達成の瞬間[動画]

自動車 ニューモデル 新型車
ルノーメガーヌ R.S. の275トロフィー-Rのニュル・タイムアタック
ルノーメガーヌ R.S. の275トロフィー-Rのニュル・タイムアタック 全 1 枚 拡大写真

フランスの自動車大手、ルノーの高性能車部門、ルノースポールの最新作、『メガーヌR.S. 275トロフィー-R』。同車がドイツ・ニュルブルクリンク北コースにおいて、市販FF車の最速ラップタイムを記録した際のオンボード映像が、公開されている。

メガーヌR.S. 275トロフィー-Rは、『メガーヌ』の高性能モデル、『メガーヌR.S.』をベースに、究極のパフォーマンスを追求した限定車。車名が意味する通り、エンジンをパワーアップ。これは主に、「Akrapovic」製のエグゾーストシステム装着の効果によるもの。2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力を10ps上乗せし、275psを獲得。最大トルクは36.7kgmで、3000-5000rpmで発生し続ける特性とした。

足回りには、オーリンズ製のダンパーを採用。LSD付きの「カップシャシー」が標準となる。オプションでオーリンズ製の調整式「ロード&トラック」ダンパーも選択でき、ラリーマシンの『メガーヌN4』同様、サーキットなど、走行コースの特性に合わせた設定を可能にする。高性能タイヤのミシュラン「パイロット・スーパーカップ2」も用意。

5月15日、ルノースポールは、メガーヌR.S. 275トロフィー-Rをニュルブルクリンク北コースに持ち込み、タイムアタックを敢行。2011年、メガーヌR.S.で、当時のニュルブルクリンク市販FF車最速タイムの8分7秒97を叩き出したルノースポールのテストドライバー、ロラン・ウルゴン氏が担当した。

注目のラップタイムは、7分54秒36。フォルクスワーゲングループ傘下のセアトの新型『レオン・クプラ280』の7分58秒44を4秒以上短縮し、市販FF車のニュルブルクリンク最速ラップタイムを打ち立てた。新記録達成の瞬間は、動画共有サイト経由で見ることができる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 第3世代e-POWERの日産『キャシュカイ』が無給油で英国縦断! その実力に日本導入への期待高まる
  2. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  3. 30年ぶりの快挙!ランチア『イプシロン ラリー4 HF』、欧州選手権で初勝利
  4. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  5. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る