日立建機、ハイブリッドシステム搭載のホイールローダを開発…燃料消費量を大幅低減

自動車 ビジネス 企業動向
日立建機・ハイブリッドホイールローダ ZW220HYB-5B
日立建機・ハイブリッドホイールローダ ZW220HYB-5B 全 1 枚 拡大写真

日立建機は6月24日、ハイブリッドシステムを搭載したホイールローダ「ZW220HYB-5B(標準バケット容量3.4立方米、運転質量18.2トン)を開発したと発表した。

ZW220HYB-5Bは、ZW-5シリーズの「ZW220-5B」をベースに、ディーゼルエンジンで発電機を駆動し、発電された電気を走行電動モータに供給するハイブリッドシステムを搭載。従来のパワートレインのようなトルクコンバータやトランスミッションが存在せず、動力伝達のエネルギーロスを大幅に低減する。

さらに、減速時の回生エネルギーを電気として蓄電器に回収し、加速時の駆動力に再利用するほか、油圧システムをさらに高効率化。従来機の作業性を損なうことなく、燃料消費量とCO2排出量を大幅に低減している。

ZW220HYB-5Bは、今後各種性能試験を実施した後、2015年春の市場投入に向けて、準備を進めていく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  3. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る