一人当たり魚介類消費量、マレーシアが日本を抜く

エマージング・マーケット 東南アジア

魚離れが指摘される日本人だが、一人当たりの消費量ではついにマレーシア人にも抜かれたようだ。インフォフィッシュが発表した調査によると、マレーシア人の一人当たりの魚介類の消費量は56.5キログラム以上で、わずかながら日本を抜いたという。ザ・スターが報じた。

マレーシアで消費される主な魚介類は▽サバ科▽エビ▽イカ▽ティラピア▽ナマズ--だが、タラやサケ、ムール貝、カキなどの輸入も増加しているという。マレーシア人消費者の37%が毎日魚介類を食べていると回答。54%が1週間のうち3回は食べていると答えた。また56%が伝統的な魚市場で買うと答えた。世帯当たりの魚介類の購入額は月平均100リンギ。

最も人気のある魚介類はサバで、2位以下はイカ、スズキ科、ハタ科、エビの順となった。

淡水魚ではマレー人の間では淡水エビが最も人気があり、華人やインド系の間ではティラピアの人気が高かった。

伊藤 祐介

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