飲酒運転原因の事故を起して逃走の男、発覚免脱で逮捕

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22日午前5時10分ごろ、東京都中野区内の都道を走行中の乗用車が対向車線側へ逸脱。対向車線で信号待ちをしていた別の乗用車に衝突する事故が起きた。衝突車を運転していた53歳の男は車両を放置して逃走したが、警察は飲酒運転の発覚免脱容疑で逮捕している。

警視庁・中野署によると、現場は中野区東中野3丁目付近で片側2車線の直線区間。交差点には信号機が設置されている。乗用車は交差点を進行中、右折レーンから対向車線側へ逸脱。対向車線側で信号待ちのために停車していた別の乗用車に衝突した。

この事故で被衝突側のクルマを運転していた同区内に在住する62歳の男性が打撲などの軽傷を負ったが、衝突側のクルマを運転していた男は車両を放置して逃走。通報を受けて駆けつけた同署員が周辺捜索を実施したところ、約400m離れた場所で不審な行動を取る男を発見。職務質問をした際に逃走したことを認めた。

逃走していたのは調布市内に在住する53歳の男で、呼気からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出。警察は飲酒運転の発覚を恐れて逃走したものと判断し、自動車運転死傷行為処罰法違反(発覚免脱)と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

東京都内における発覚免脱容疑での逮捕は今回が初めて。警察では飲酒した場所や量の特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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