スバル レヴォーグ の性能を実感、試乗イベントスタート…行ってみたいのは「温泉めぐりや高原」

自動車 ビジネス 国内マーケット
パイロンコースでの試乗
パイロンコースでの試乗 全 19 枚 拡大写真

6月20日に晴れて発売となったスバル『レヴォーグ』。発表当時から話題だったこともあり、待ちわびていた人も多かったことだろう。

そのレヴォーグの走りをたっぷりと体感できる試乗イベント「レヴォーグ ドライビング エクスペリエンス」が進行中だ。実車を見て決めたいと思っていた人には見逃せない同イベントの最初の開催地、名古屋会場を取材した。

この試乗イベントは全国7か所の会場で順次開催されるもので、名古屋会場はその第1回目となる。事前にウェブサイトから応募した人の中から抽選で410人が参加したが、レヴォーグ発売の翌日である6月21日(土)と22日(日)という絶好のタイミングでの開催とあって、抽選倍率はかなり高かったようだ。会場は中部国際空港(セントレア)の広大な臨時駐車場。

試乗コースはプリクラッシュブレーキとパイロンコースを体感できる「エンジョイ ドライビング エクスペリエンス」と、それに高速道路での試乗が追加される「スペシャル ドライビング エクスペリエンス」の2コース。注目すべきは高速道路での試乗で、参加者自らがステアリングを握って高速道路を走行する試乗はスバルとしては初めての試みだという。

その高速道路試乗が含まれる「スペシャル」に当選した幸運な参加者は66名。ほとんどの人が家族やカップルでの参加だが、もちろん同乗可能だ。さらに、この試乗ではアイサイト(Ver.3)による全車速追従機能付クルーズコントロールとアクティブレーンキープを試すことができる。この2つの機能を組み合わせると、ほぼ自動運転といっていいほどの近未来の走りを実現できる。

参加者からは、約40分にも及ぶたっぷりとした試乗時間に満足できたという声が聞かれた。走りについてはパワフルなエンジンや、柔らかすぎずかつ乗り心地もよいサスペンションを評価する人が多いようだ。自動化が進んだアイサイト(Ver.3)の機能については、「先進的すぎて戸惑う面もあるが、この分野に力を入れているスバルなので信頼できる」という意見があった。

続くパイロンコースでは、1.6リットルモデルと2.0リットルモデルの両方に必ず乗れるため、その違いに注目が集まった。多くの参加者が「1.6リットルのパワーで十分と評価し、2.0リットルは持て余す」との意見もあった。一方で、「2.0リットルのほうがよく曲がる」という意外な意見も。乗り比べたからこそわかる足回りの違いのようだ。

最後のプリクラッシュブレーキはインストラクターの運転する車両に同乗しての体験。Ver.3に進化したアイサイトは50km/hまで自動ブレーキが働くため、迫り来る壁の迫力は相当なもの。テレビでは分からない減速Gを体感し、「本当に見事に止まる」、「思ったよりスムーズなブレーキングだ」と参加者は一様に感心しきりだった。

スバルではレヴォーグで走りたくなるドライブルートを投票してもらう「DRIVE JPN」も展開している。そこで、試乗イベントの参加者にもレヴォーグで行きたいところを聞いてみたところ、温泉めぐりや帰省、高原を走りたいといった意見があった。共通していたのは、長距離をどこまでも走ってみたいということと、家族みんなで出かけたいということ。“リアルスポーツツアラー”と銘打ったレヴォーグにふさわしいドライブといえるだろう。

「レヴォーグ ドライビング エクスペリエンス」はこれから6月28日(土)・29日(日)に札幌、7月5日(土)・6日(日)に東京、さらに福岡、大阪、仙台、広島の順で開催される。後半の会場ではまだ参加の応募を受付中だ。

《山田正昭》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 1回あたり300円、10分で施工できる凄技コーティング、洗車機との相性も抜群『CCウォーターゴールド』が選ばれる理由PR
  2. ホンダ『イエ GTコンセプト』が初公開、4ドアクーぺEVで中国トレンドに真っ向勝負…北京モーターショー2024
  3. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  4. 疲れ知らずのドライビング体験!シート交換がもたらす快適性の秘密~カスタムHOW TO~
  5. ニュルブルクリンクで試験中を捕捉!! トヨタ・スープラの最高峰「GRMN」
  6. ディフェンダー 最強モデル「OCTA」、V8ツインターボ搭載…7月発表へ
  7. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  8. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  9. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  10. アルファロメオ『ステルヴィオ』後継モデルは、大容量バッテリー搭載で航続700km実現か
ランキングをもっと見る