【グッドウッド14】メルセデスSLS AMG 、631psのブラックシリーズ…ヒルクライムに挑む[動画]

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メルセデスベンツSLS AMGクーペ ブラックシリーズとデビッド・クルサード氏
メルセデスベンツSLS AMGクーペ ブラックシリーズとデビッド・クルサード氏 全 1 枚 拡大写真

6月26日、英国で開幕する「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2014」。これに合わせて、メルセデスベンツが、『SLS AMGクーペ ブラックシリーズ』の最新映像を公開した。

ブラックシリーズとは、AMG車の高性能をさらに引き上げたハイパフォーマンスモデル。『SLS AMGクーペ』の排気量6208ccのV8ガソリンエンジンには、AMGが専用チューニングを実施。その内容は、改良されカムシャフトを含む新開発高速バルブトレイン採用をはじめ、レーシングカー用のコーティングが施されたタペットの導入、カムジオメトリーの変更、インテークエアダクトの見直しなど、広範囲に及ぶ。

その結果、最大出力は631ps/7400rpm、最大トルクは64.8kgm/5500rpmを獲得。ベースエンジンの最大出力591ps、最大トルク66.3kgm対して、60ps、1.5kgmの強化を果たす。

カーボンファイバー素材を積極的に採用し、軽量化が図られるのも、SLS AMGクーペ ブラックシリーズの特徴。ボンネット、バケットシートの後部パネル、エンジンとトランスミッション間のトルクチューブなどに、カーボンファイバーやCFRP(カーボンファイバー強化樹脂)を使用。70kg軽量化し、車両重量は1550kgとした。パワーウェイトレシオは、2.45 kg/psと驚異的な数値。

トランスミッションは、7速デュアルクラッチの「AMG スピードシフト DCT 7」で、10mm低い位置にレイアウト。シフトチェンジ時間も短縮した。これらの結果、SLS AMGクーペ ブラックシリーズは、0-100km/h加速3.6秒、最高速315km/hのパフォーマンスを実現する。

6月23日、メルセデスベンツUKは、SLS AMGクーペ ブラックシリーズの最新映像を公開。元F1ドライバーのデビッド・クルサード氏が、SLS AMGクーペ ブラックシリーズで、グッドウッド名物のヒルクライムに挑んでいる。

《森脇稔》

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