阪急電鉄、「携帯電話電源オフ車両」を廃止へ……マナー変更

鉄道 企業動向
優先座席のイメージ
優先座席のイメージ 全 3 枚 拡大写真
 阪急電鉄は25日、列車内における携帯電話の取り扱いを変更することを発表した。7月15日から変更を開始する。

 従来は、列車の神戸・宝塚・京都寄り1両目を「携帯電話電源オフ車両」として、終日にわたって携帯電話の電源をオフにするよう要望していたが、これを廃止。「優先座席付近では、混雑時には携帯電話の電源を切る」に変更する。「混雑時」については「お客様の体同士が触れ合う程度の混雑時」と説明している。

 あわせて、車両編成によって違いのあった優先座席の設定位置を、「各車両の神戸・宝塚・京都寄り」に統一し、さらには、優先座席であることを、わかりやすくするため、座席の色を順次「マゼンタ(赤紫色)」に変更する。

 理由については、総務省による「各種電波利用機器の電波が植込み型医療機器へ及ぼす影響を防止するための指針」の改正、携帯電話の利用形態が通話からメールやウェブにシフトしていることなどによるとしている。なおこの施策は、関西地区の鉄道事業者とともに統一して実施するもので、関西鉄道協会加盟事業者と西日本旅客鉄道が7月1日より順次、マナーを変更し、案内の見直しを行う方針だ。

《冨岡晶@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサスの最高峰セダン『LS』36年の歴史に幕、SNSでは「センチュリーが後継モデルに?」との期待も
  2. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  3. スバル『フォレスター』試乗して分かった日本車に対する本音とは…9月の試乗記ベスト5
  4. 日産『エクストレイル』e-POWER が走行不能に!…土曜ニュースランキング
  5. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る