米国のEVベンチャー企業、テスラモーターズが『モデルS』に続く市販EVとして計画中の『モデルX』。同車に関して、最新の生産開始時期の見通しが公表された。
これは6月16日、テスラモーターズがモデルXを予約している顧客に向けて、明らかにしたもの。同社は、「2015年初頭、モデルXの生産を開始する予定」と告げている。
テスラモーターズは2012年2月、モデルXのプロトタイプ車を初公開。モデルXは、モデルSのEVパワートレインや車台をベースに開発。セダンのモデルSに対して、モデルXはクロスオーバー車となる。
モデルXのハイライトは、後部ドアの「ファルコンウィングドア」と呼ばれるガルウィングドア。モデルXは3列シート、乗車定員7名のクロスオーバー車。2列目と3列目シートへの乗降性を高める目的で、ガルウィングドアが採用される。
6月16日、テスラモーターズはモデルXを予約している顧客に対して、「モデルXに、ファルコンドアを採用することを確定する。駆動方式は4WD。SUVの使い勝手とスポーツカーのパフォーマンスを最もスタイリッシュな方法で融合させる」と説明している。