濃霧で視界不良の自動車道で車両5台の多重衝突、3人が死傷

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24日午前0時ごろ、大分県日出町内の大分自動車道下り線を走行中の乗用車が中央分離帯に衝突。停車したクルマに対して後続車が次々に突っ込み、車両5台が関係する多重衝突に発展した。この事故で3人が死傷している。

大分県警・高速隊によると、現場は日出町南畑付近で片側2車線の緩やかな右カーブ。福岡県太宰府市内に在住する28歳の男性が運転する乗用車が中央分離帯に単独衝突して本線上で立ち往生していたところ、後続車3台が次々に衝突。進路を塞がれたかたちとなった1台がさらに突っ込み、車両5台が関係する多重衝突に発展した。

この事故で最初に単独衝突したクルマを運転していた男性は近くの病院へ収容されたが、全身強打が原因で約2時間30分後に死亡。後続車の運転者2人も打撲などの軽傷を負っている。

事故当時、現場付近では濃い霧が発生していて前方の見通しが悪い状況だった。後続車の運転者は「止まっているクルマが目視できたのは衝突直前だった」などと供述しており、警察は事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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