日産ゴーン社長「最も重要な協力事業」…ダイムラーとのコンパクト共同開発・生産

自動車 ビジネス 企業動向
日産自動車 カルロス・ゴーン社長兼CEO
日産自動車 カルロス・ゴーン社長兼CEO 全 3 枚 拡大写真

ルノー・日産自動車グループと独ダイムラーは6月27日に、プレミアムコンパクトの共同開発とメキシコでの共同生産計画を発表した。2017年から順次生産を開始し、本格稼働時には合わせて年30万台の生産を目指す。

【画像全3枚】

日産がメキシコシティで記者会見を開き、カルロス・ゴーン日産社長と、ダイムラーのディーター・ツェッチェ会長がそれぞれフランスとドイツから中継で参加した。開発するコンパクトは日産がインフィニティブランド、ダイムラーはメルセデスベンツとし、それぞれ17年、18年に生産を始める。

工場は日産が13年11月に稼働させたアグアスカリエンテス新工場をさらに増設、運営は折半出資の合弁会社が行う。工場の投資額は約10億ユーロ(約1380億円)に及ぶ。会見ではゴーン社長が「最も重要な協力事業」とし、ツェッチェ会長も「われわれの最大のプロジェクト」と表明した。

両グループは米国でも同日からテネシー州内に、共同で新設したエンジン工場で2リットルターボエンジンの生産を開始している。工場は最大で年25万基の能力をもち、完成品は日産のインフィニティ『Q50』スポーツセダンやメルセデスベンツのCクラスなどに搭載する。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  3. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  4. 【BMW 2シリーズグランクーペ 新型試乗】今、日本にちょうどいいBMW…中村孝仁
  5. 【クルマら部】クルマ愛クイズ!今回は「スズキのバイク」に関する全4問!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る