歩道に乗り上げたクルマが暴走して7人死傷、運転の男は脱法ハーブ吸引

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24日午後8時ごろ、東京都豊島区内の区道で乗用車が暴走。歩道に乗り上げて歩行者を次々にはねる事故が起きた。この事故で巻き込まれた7人が死傷。警察はクルマを運転していた37歳の男を逮捕した。事故直前に脱法ハーブを吸引していた。

警視庁・池袋署によると、現場は豊島区西池袋付近で片側1車線の緩やかなカーブ。乗用車は道路左側のガードレールに接触した弾みで対向車線側へ逸脱。そのまま道路右側の歩道に乗り上げて暴走。歩道上で歩行者7人を次々にはね、歩道上に設置されていた電話ボックスに衝突して停止した。

この事故でクルマの直撃を受けた中国籍を持つ30歳の女性が収容先の病院で死亡。3人が骨折などの重傷。3人が打撲などの軽傷を負った。クルマを運転していた埼玉県吉川市内に在住する37歳の男は意識が朦朧とした状態で、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転致傷)の現行犯で逮捕した。

男が運転していたクルマからは脱法ハーブとみられる不審な植物片が発見されており、後の聴取でも「池袋駅近くの店で脱法ハーブを買い、車内で吸引した」、「事故の記憶はまったくない」などと供述しているようだ。

警察では男が吸引直後に事故を起こしたものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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