フォードとインテル、将来の自動車の車載技術を共同研究

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フォードモーターとインテルの共同研究プロジェクトのイメージ
フォードモーターとインテルの共同研究プロジェクトのイメージ 全 1 枚 拡大写真

米国の自動車大手、フォードモーターは6月25日、インテルとの間で、将来の自動車の車載技術に関する共同研究プロジェクトを立ち上げると発表した。

この共同研究プロジェクトでは、車内に装着されたカメラと各種センサーが集めたデータを元に、いかにドライバーと車の連携を深めていくかを探るのが、重要なテーマ。

例えば、ドライバーの顔認識技術により、運転席に座った人間を認識し、シートの位置などを自動的に調整。また、あらかじめ登録された人間以外が運転席に座った場合、エンジンを始動させず、車両の盗難を防ぐことが可能になる。

また、カメラとセンサーは、ジェスチャーによる車内機器の操作を可能にする。例えば、ドライバーがサンルーフを指さし、「開け」と声を出せば、サンルーフが自動的に開くといった使い方ができる。

フォードモーターの研究開発担当、ポール・マスカレナス副社長は、「我々の研究の目標は、ドライバーがいかに車載技術との連携を図っていくかを探ることにある」と述べている。

《森脇稔》

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