【パイクスピーク14】モンスター田嶋、EVクラス3位に「悔しい」…「三菱は本気で勝ちにきた」

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
E-RUNNER パイクスピークスペシャル
E-RUNNER パイクスピークスペシャル 全 1 枚 拡大写真

6月29日、米国コロラド州で決勝レースを迎えた「パイクスピーク国際ヒルクライム」。「モンスター」こと、田嶋伸博選手は、EVクラス3位の成績を残した。

田嶋選手は今年のパイクスピークでは、電気自動車改造(エレクトリック・モディファイド)クラスに、『E-RUNNER パイクスピークスペシャル』で参戦。このクラスでは今年、三菱自動車が強かった。

三菱の『MiEVエボリューションIII』は、グレッグ・トレーシー選手が9分08秒188のタイムでクラス優勝(総合2位)。もう1台の増岡浩選手は、9分12秒204でクラス2位(総合3位)となり、1位、2位を独占。

一方、田嶋選手は、コース途中から温度上昇に起因すると見られる制御の影響で、スピードダウンする症状が発生。2013年のタイムを若干上回ったものの、目標タイムには届かず、9分37秒(暫定タイム)でレースを終えた。

このタイムは、電気自動車改造クラスで、三菱勢2台に続く3位。田嶋選手は、「勝てなかった事はもちろん悔しい。しかし、私達の活動が刺激になって、大手自動車メーカーの三菱自動車が本気で勝ちにきた。今後、この流れがますます加速し、パイクスピークが環境問題の最先端を行くレースに発展すれば、うれしい」と述べ、四輪車部門の総合2位から4位をEVが占めたことを讃えている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
  5. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る