新生VAIO、わずか240名体制からのリスタート

自動車 ビジネス 企業動向
トップページに記載されたメッセージ
トップページに記載されたメッセージ 全 3 枚 拡大写真

 本日7月1日、ソニーから日本産業パートナーズ(JIP)へPC事業が譲渡され、新会社『VAIO』が誕生した。

【画像全3枚】

 『VAIO』は、これまでVAIO事業の拠点としてきた、長野県安曇野市に本社を構え、経営・開発・製造一体で運営する新会社となる。8月から、「VAIO Pro」(11.6型/13.3型)、「VAIO Fit」(15.5型)の機能を厳選し、変更を加えた新モデルを発売する予定だ。

 同社は、企業のフィロソフィーとして「本質の追求」「制約に縛られないこと」「VAIOのDNAの継承」を掲げている。さらに新サイト「vaio.com」が開設されたが、そこには、再生に向けた熱いメッセージが記載されている(アクセス状況により、表示されない場合もある)。その文章は以下のようなものだ。

“VAIOは、VAIO株式会社へ。VAIOはもう終わった、という人がいる。単なる事業整理だ、という人がいる。たしかに、メンバーはたったの240人。この国で一番小さなPCメーカーになった。

しかし。いいや、だからこそ。

我々の目の前には今、無限の地平が広がっている。ここには、かつてVAIOの遺伝子だったものがある。ここには、野心と技術と、確かな熱量が息づいている。我々は、ピュアでひたむきなチャレンジャーだ。あらゆるものから自由になった今こそ、思い切った決断ができる。VAIOの未来に必要なものを見きわめること。そこにすべての力を集中し、PCにはびこる固定観念を変えること。このチームなら、それができる。きっと。”

「この国で一番小さなPCメーカーになった。しかし。」……新生VAIO

《冨岡晶@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. マツダ、クーペコンセプトと新型『CX-5』初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. ホンダ『CR-V』にハイブリッド、日本発売に先駆けプロトタイプ公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る