【ヤマハ トリシティ 発表】安定感もハンドリングも味わえるヤマハの3輪

モーターサイクル 新型車
ヤマハ トリシティ
ヤマハ トリシティ 全 18 枚 拡大写真

ヤマハ発動機が1日に発表した新型3輪スクーター『トリシティ』は、クルマでもバイクでもない“第3の移動体”をコンセプトに、独自のLMW(リーニング・マルチホイール)機構を採用、バイクの爽快感を損なうことなく優れた安定性を実現した。

【画像全18枚】

前二輪の機構は、既に海外ブランドで採用されているが、ヤマハは2000年初めから開発をスタートしていたと、LMW開発部の米田洋之主務はいう。

「バイクではない、何か新しい乗り物を作る事が課題でした。そんななか、2010年頃に社内から若手を集めてチームをつくり、いろいろな意見を集約し、前2輪の技術が実現できそうだと、プロジェクトが動き出しました(米田)」

前2輪という事は、それだけ前部が重くなり、ハンドリングに影響を与える事になるが、米田主務は「まさにそこが一番の課題でした。弊社の二輪製品はハンドリング性能がウリでもあるため、それを損なわなよう、LMW機構を開発・採用し、前後の重量バランスも50:50とすることで、スポーティな走りも楽しめる軽快なハンドリング性能を実現しました」と述べた。

125ccクラスというと、シティライドがメインであるが、トリシティは「町中での悪路や少々の段差も安定して走れ、小回りも効くとともに、高速旋回時にこのバイク特有の優れた安定感と爽快感が味わえます」と米田氏は語った。

《阿部哲也》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  2. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
  3. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  4. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
  5. 三菱『デリカD:5』18年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る