日本総研、メキシコでの省エネ産業・サービス導入に向け調査 日系自動車も対象

エマージング・マーケット 中南米
メキシコシティ(資料画像)
メキシコシティ(資料画像) 全 2 枚 拡大写真

日本総合研究所(日本総研)は、経済産業省公募「平成26年度 地球温暖化対策技術普及等推進事業」に応募し、提案していた「メキシコにおける業務・産業部門向け省エネルギー推進プロジェクト」(本事業)が採択候補に選定された、と7月1日付けで発表した。

同事業は、メキシコにおいて省エネルギー診断を実施し、その診断結果に基づいて、最適な低炭素技術・製品・サービス等を導入するための調査・検討を行うもの。日系自動車部品製造業の事業所のほか、地元コンビニエンスストアおよびスーパーマーケットの店舗を対象に、2014年7月から2015年3月まで実施する予定。

診断結果に基づいて、省エネルギー効果をはじめ、CO2削減ポテンシャルや二国間クレジット制度活用の方法論、省・蓄・創エネルギーに関連する技術・製品・サービスを導入・普及促進させる事業スキームについて検討する。

同事業は、日本総研が、北陸電力およびパナソニックの協力を得て実施する。各社の役割は、日本総研が本事業の実施統括で、北陸電力がメキシコの日系自動車部品製造業、コンビニエンスストアおよびスーパーマーケットを対象とする省エネルギー診断を行い、パナソニックが省エネルギー診断結果に基づく、日本の低炭素技術・製品・サービス等の導入検討(ソリューション検討)を実施する。

《山内 博》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 日本とは違う『カローラセダン』に「GRスポーツ」が登場、ステアリングもGRがチューニング
  2. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  3. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  4. 日産『エクストレイル e-POWER』、338馬力デュアルモーターの「e-4ORCE」をインドネシア投入
  5. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  6. 初公開の『黒いプレリュード』に「ワクワクしますな!」、SNSで高評価集まる
  7. ランボルギーニの新型スーパーカー、初のカスタマイズ仕様「ポルト・チェルヴォ」公開
  8. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  9. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  10. 新型電動モビリティ、「EVEREST XING CITY」先行予約開始…一部ヨドバシカメラで試乗も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る