トヨタ 米国販売、3.3%増の20万台…カムリ や カローラ が好調 6月

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トヨタの米国主力車、カムリ
トヨタの米国主力車、カムリ 全 8 枚 拡大写真

トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は7月1日、6月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は20万1714台。前年同月比は3.3%増と、4か月連続で前年実績を上回った。

トヨタブランドの乗用車系では、ベストセラー乗用車の『カムリ』が、今秋の改良新型投入を控えながら、4万0664台。前年同月比は13.4%増と、4か月連続のプラスとなった。2013年に新型を投入した『カローラ』は、17%増の3万0945台と、3か月連続で増加。一方、『プリウス』は、11.5%減の1万8649台と、2か月ぶりに減少する。

トヨタブランドのライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、主力の『RAV4』が前年同月比5.1%増の2万1589台。中型SUVの『ハイランダー』も、新型投入により4.2%増の1万1555台と好調。しかし、大型ピックアップトラックの『タンドラ』は、8%減の8977台と、マイナスに転じた。

レクサスブランドでは、SUVの『RX』が、前年同月比2.6%減の8426台と、4か月ぶりに減少。『IS』は、104.9%増の3932台と、大幅増を維持する。『GS』は1511台にとどまり、前年同月比は12.6%減と2か月連続のマイナス。大幅改良を受けたばかりの『CT』は、0.5%増の1521台と2か月連続で増加する。

トヨタ自動車の2014年上半期(1-6月)米国新車販売は、前年同期比5.1%増の116万5607台。米国トヨタ販売のビル・フェイ副社長は、「上半期の販売は、堅実な回復傾向を示している。下半期は、このペースを上回ることを期待したい」と述べている。

《森脇稔》

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