日本通運、インドで日系企業として初のAEO認可を取得

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インド日通拠点
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日本通運(日通)の現地法人、インド日本通運(インド日通)は、2014年5月にインドの認証機関より、AEO(Authorized Economic Operators)の認可事業者資格を取得した、と7月3日付けで発表した。

AEO認可制度は、貨物のセキュリティ面のコンプライアンスに優れた輸出入者等に税関手続における優遇措置を与えるもので、取得には適切な通関検査を可能とする商業上・運輸上の管理システムの整備や、コンプライアンス、財務の健全性、安全基準の維持など、厳格な審査基準をクリアする必要がある。

同グループにおいては、日本や欧州地域13か国をはじめ、韓国や台湾の現地法人で取得しており、通関手続きやセキュリティ品質が世界各国で認められ、インドで17か国目の取得になる。

インド日通は、デリー、バンガロール、チェンナイ、ムンバイ等インド国内20都市に拠点を持ち、2007年の設立以来、輸出入フォワーディングやミルクランなどの総合物流サービスを提供している。

各種のメーカーや商社など、インドに進出している数多くの日系企業の中で、初めてAEOの認可を取得したことにより、同社では級のマーケットとして注目を浴びるインドにおいても、高度化・多様化する顧客のニーズに対し、迅速かつスムーズで安全なサービスを提供することが可能となった、としている。

《山内 博》

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