日通商事、ウイング型海上コンテナで「物流環境特別賞」…日本通運と共同開発

自動車 ビジネス 企業動向
0フィートウイング型国際海上コンテナ
0フィートウイング型国際海上コンテナ 全 1 枚 拡大写真

日通商事は、第15回物流環境大賞(日本物流団体連合会)において、「40フィートウイング型国際海上コンテナによる物流効率化と環境にやさしい輸送システムの提案」で、「物流環境特別賞」を受賞した。

従来、国際海上輸送は、「トラック輸送のウイングボディを利用したサイド荷役」に対してコンテナの構造上、妻側荷役をせざるを得ず、荷役効率や梱包面で運用上の問題点があった。同社整備製作部は、これらの問題を解決するため、サイド荷役が可能なウイング型国際海上コンテナを日本通運と共同で開発した。

この新開発のウイング型国際海上コンテナは、ISO等の国際基準に準拠しており、通常の海上コンテナ同様に運用可能であるのはもちろん、最大のセールスポイントは、特別な外部電源を必要とせず、市販のハンドドリルや手動でウイングの開閉動作が可能という点だ。

このコンテナは国際海上輸送への効率化が期待されるほか、今後のモーダルシフトへの展開も期待されている。

《山内 博》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る