テロ組織関連メンバー5人を逮捕、マラヤ大元講師含む マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア

アルカイダなどの国際テロ組織と関係のある過激派グループがマレーシア国内で活動を活発化させており、マレーシア警察はこのほどマラヤ大学の元講師ら5人を逮捕したと発表した。

イスラム原理主義武装組織、イラクとシャームのイスラム国(ISIS、別名イラク・レバントのイスラム国=ISIL)がシリアで行なっているジハード(聖戦)闘争にマレーシア人若者が多数参加していることが明らかになっており、こうした若者のリクルートに関与していたとみられている。

逮捕されたのは▽マハムード・アハマド元講師(36)▽モハマド・ナジブ・フセン(36)▽ムハンマド・ジョライミー(39)▽モハマド・アミン(31)▽ジェクナル・アディル(30)--。マハムード容疑者はパキスタンのイスラマバード大学に留学中の1990年代後半にアフガニスタンのアルイカイダのキャンプで訓練をうけた。5月に起きたバグダッドで起きた自爆テロ事件にマレーシア人として初参加したアハマド・タルミミ容疑者(26)を含む4人のシリア渡航を、モハマド・ナジブ容疑者と共に斡旋したとみられている。

伊藤 祐介

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