トヨタ自動車が2014年5月、インドで発売した『エティオス クロス』と新型『カローラ アルティス』。両車が現在、多くのバックオーダーを抱えていることが分かった。
これは7月1日、トヨタのインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)が明らかにしたもの。同社は、「エティオス クロスに5400台以上、新型カローラ アルティスに3000台以上のバックオーダーがある」と公表している。
エティオス クロスは2014年2月、デリーモーターショー14で初公開。トヨタの新興国向けコンパクトカー、『エティオス』シリーズのハッチバック、『エティオス リーバ』をベースに、SUVテイストを付加した派生車種。
新型カローラ アルティスも2014年2月、デリーモーターショー14で発表。世界154カ国で販売されているグローバル車のカローラは、インドでは高級セダンの位置づけ。新型にはトヨタの新しいデザイン言語、「キーンルック」を導入。
TKMのN・ラジャ営業&マーケティング担当上級副社長は、「納車待ちはエティオス クロスが3か月以上、新型カローラ アルティスが2か月以上。納車待ちを短縮すべく、努力している」と述べた。