盗まれた コルベット、33年ぶりにオーナーの元へ…GMが輸送に協力

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
ジョージ・タリーさんと愛車の1979年式シボレーコルベット
ジョージ・タリーさんと愛車の1979年式シボレーコルベット 全 3 枚 拡大写真

米国を代表するスポーツカー、GMのシボレー『コルベット』。米国で33年前に盗まれたコルベットが、無事にオーナーの元へ戻り、話題になっている。

この1979年式コルベットのオーナーは、ジョージ・タリーさん(71歳)。今から33年前の1981年6月、米国ミシガン州デトロイトの路上で、愛車のコルベットが車両盗難の被害に遭った。

車は見つからず、すっかり諦めていた彼の元に、喜びの情報が届けられたのは、33年後。保険会社が、彼のコルベットがミシシッピ州で発見されたことを伝えたのだ。

このニュースを聞いたのが、GMのマーク・ルース上級副社長。同副社長は、ミシシッピ州からミシガン州デトロイトまで、このコルベットを輸送することを申し出た。33年前のコルベットの盗難場所が、GMの本社ビルから約5kmしか離れていなかったことも、関係がある。

そして7月1日、GMの本社ビルにおいて、ジョージ・タリーさんにコルベットが引き渡された。33年ぶりに愛車と対面したジョージ・タリーさん、「車が見つかったと聞いたときは、本当にラッキーだった。走行距離は7万5000kmで、走行できる状態と聞き、引き取ることに決めたんだ」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る