BMW グループ世界販売、6.9%増の102万台…初の100万台超え 2014年上半期

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新型BMW 3シリーズセダン
新型BMW 3シリーズセダン 全 7 枚 拡大写真

BMWグループは7月8日、6月の世界新車販売の結果を明らかにした。BMW、MINI、ロールスロイスの3ブランドの総販売台数は、6月の新記録となる19万3342台。前年同月比は4.8%増と、58か月連続で前年実績を上回った。

ブランド別では、BMWが前年同月比7.3%増の16万4214台と、引き続き好調。MINIは7.6%減の2万8738台と、6か月連続のマイナス。ロールスロイスは390台という結果。

グループ全体の2014年上半期(1-6月)市場別実績は、中国が前年同期比23.1%増の22万5035台。中国を含めたアジア全体では、18.3%増の32万1915台を販売した。米国は5.1%増の18万1534台。欧州は44万5808台を売り上げ、前年同期比は2.1%増と、回復傾向を示す。

2014年上半期のBMWブランド実績では、『3シリーズ』が前年同期比7.8%増の23万3438台と牽引。『5シリーズ』は前年同期比7.6%増の19万3560台を販売した。『4シリーズ』は4万7031台。3月に発売した『2シリーズ』は3-6月で、1万1067台を売り上げた。

SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)では、『X3』の販売が、引き続き好調。上半期は前年同期比6.3%増の8万2830台を売り上げた。『X5』も新型投入により、6月だけで35.6%増の1万3097台に。『X1』も上半期、0.4%増の7万9344台と堅調。

BMWグループの2014年上半期世界新車販売は、前年同期比6.9%増の102万0211台と過去最高で、初の100万台超え。BMWグループのイアン・ロバートソン営業&マーケティング担当取締役は、「上半期の販売台数が100万台を超えたのは、初めて。年間200万台超えに向けて、順調な足取り」と述べている。

《森脇稔》

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