マレーシア航空(MAS)は15日から、クアラルンプール国際空港(KLIA)発の便を利用するエコノミークラスの搭乗手続きを完全セルフ化する。
乗客は、マレーシア航空のウェブサイトの「MHウェブチェックイン」、モバイル版ウェブサイトの「MHモバイルチェックイン」、モバイル用アプリ「MHモバイル」、KLIA及びエクスプレス・レール・リンク(ERL)のプトラジャヤ駅にある「セルフサービス・チェックイン・キオスク」といった方法のいずれかを選択できる。
国内線はEチケットの番号を入力するだけでチェックインが可能で、国際線ではパスポートと有効なビザが必要となる。カウンターでは預け荷物の預け入れだけを行なう。
ビジネスクラスとファーストクラスはこれまで通りの方式で搭乗手続きができるが、希望すればセルフチェックインもできる。
MASは、チェックインカウンターの混雑の緩和、乗客の待ち時間の短縮につながるとコメント。また自動荷物預かり所などの導入を進めていることした上で、さらに待ち時間を短縮できるようになると期待を示した。