JR東日本盛岡支社と三陸鉄道は8月8~17日の10日間、JR山田線と三陸鉄道北リアス線を直通する臨時列車『さんりく北リアス』を盛岡(盛岡市)~久慈(岩手県久慈市)間で運転する。
運行時刻は盛岡10時03分発~宮古12時12分着・12時40分発~久慈14時35分着、久慈12時15分発~宮古13時54分着・14時07分発~盛岡16時20分着。盛岡発は途中、宮古・一の渡・田老・小本・島越・田野畑・普代・堀内・野田玉川・陸中野田各駅に停車し、久慈発は北リアス線内各駅に停車する。山田線内は盛岡・久慈発ともに盛岡~宮古間ノンストップでの運転となる。
いずれも3両編成で全車自由席だが、使用車両は運転日によって異なる。盛岡発の8月8・10・12・14・16日と久慈発の8月9・11・13・15・17日は、JR東日本のキハ58系列気動車「Kenji」を使用。久慈発の8月8・10・12・14・16日と盛岡発の8月9・11・13・15・17日は、三陸鉄道のレトロ車両36-R形2両と一般車両36-700形1両を使用する。
北リアス線内では、希望者に乗車証明書をプレゼントするほか、久慈発の列車に乗車する場合は前日13時までに予約すれば海鮮弁当が購入できる。また、久慈~小本間では海女スタイルのアテンダントが車内ガイドとして同乗する。
三陸鉄道の車両が山田線盛岡~宮古間を走行するのは1992年12月の団体専用列車以来、15年ぶり。JR車両が北リアス線に乗り入れるのも2012年の『リゾートうみねこ』以来2年ぶりで、宮古経由での乗り入れは5年ぶりとなる。