統計局の発表(速報値)によると、2014年5月の鉱工業生産指数(IPI、2010年を100として算出=速報値)は117.0ポイントとなり、前年同期比で6.0%のアップとなった。
鉱業、製造業、電力が、それぞれ 99.6ポイント、124.1 ポイント、122.9 ポイントとなり、それぞれ1.4%、7.8%、4.6%上昇した。
5月の製造業は、前年同月比で輸送機器・その他製造が78.3%、電気・電子製品が9.8%、 食品・飲料・たばこ製品が20.4%それぞれ上昇したのが影響した。鉱業は原油が3.1%上昇したが、天然ガスが0.4%下降した。
5月の季節調整済みのIPIは116.7ポイントとなり、前月比で0.6%の上昇となった。製造業が124.0ポイントで0.4%上昇したが、鉱業が100.4ポイントで1.3%、電力は117.3ポ イントで 0.2%、それぞれ下降した。