損保ジャパン、中国で自動車整備事業に本格参入…上海汽車工業と提携

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損害保険ジャパンは、中国の大手自動車メーカーである上海汽車工業(集団)のグループ会社である上海汽車工業販売と提携し、中国全土で自動車整備事業に本格参入すると発表した。

損保ジャパンと上海汽車工業販売社は、中国上海市で、実験的に自動車整備工場を2年間運営するプロジェクトを実施し、その後、中国で自動車整備事業を本格展開するための合弁会社を設立する。

業務提携は、2016年7月末までの期間、試験プロジェクトに損保ジャパン、上海汽車工業販売の両社で取組み、その実施結果をふまえ、合弁会社設立のための交渉を両社グループの間で行う。

損保ジャパン大阪自動車研究所の運営を通じて培った自動車修理の最新技術、自動車整備工場向けの各種技術相談・経営コンサルティングなどのノウハウを持つ損保ジャパングループと、上海汽車工業販売が持つブランド力を活かし、高い技術力とサービスを中国の自動車整備工場で提供し、自動車整備事業の発展に貢献することを目指す。

プロジェクトでは、上海汽車工業販売が自動車整備工場を提供し、自動車修理技術・高品質なサービス提供などの取組みを中心に損保ジャパンが経営を全面的にサポートする。

また、損保ジャパンは、自動車整備工場経営に関するコンサルティングを展開するための現地法人のSJNKビジネスコンサルティングを、上海に新設した。今後、試験プロジェクトの実施拠点として同社を活用し、取組みを進めていく。

《レスポンス編集部》

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