NTTデータGSLなど、自動車部品サプライヤー向けSAPアプリケーションを共同開発

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自動車部品サプライヤー向けSAPアプリケーション導入ソリューション
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NTTデータグローバルソリューションズ(NTTデータGSL)、東洋ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)、シスコシステムズ(シスコ)、SAPジャパンは、日本の自動車部品サプライヤー向けに、SAP ERP導入テンプレートとデモ環境を共同開発し、7月11日から順次提供開始すると発表した。

同ソリューションは、SAP ERPの自動車業界向けテンプレートと、NTTデータGSLが欧州の自動車OEMメーカーから得た知見やノウハウを組み合わせたシステムをベースに開発。世界の自動車OEMメーカーおよび自動車部品サプライヤーにおけるSAP ERPの導入経験をもとにSAPが開発したアドオンソリューション「SAP ACS」と、製品ライフサイクル管理および統合部品表管理ソリューション「SAP PLM」、製造実行管理ソリューション「SAP ME」に、B-EN-Gが持つ製造実行管理や物流管理のノウハウをもとに追加開発した簡易入出荷処理機能等を備えたシステムを組み合わせていまる。

また、大量データを高速処理/分析するSAPのインメモリープラットフォームである「SAP HANA」に対応。システム基盤には、「Cisco UCS」を採用したほか、NTTデータGSLとシスコ両社のSAP HANA専門チームが連携し、カスタマイズを実装し、SAP HANA上の各製品がそれぞれ最大限パフォーマンスを発揮するよう設計されている。

同ソリューションは、設計開発から内示、受注、部品調達、生産、納品という一連の業務プロセスや会計処理、所要量計算、原価管理等を包括的に実現。加えて、これまで対応が困難であった完成車メーカー固有の書式/EDIを用いた取引や、設計変更対応、ジャストインシーケンスに対応した出荷処理等もサポートしている。

海外の完成車メーカーと取引する上でのノウハウや習慣をシステム化して提供しているため、海外の完成車メーカー個別要件などへの対応を効率化し、所要時間を大幅に削減する。また、業務シナリオがプリセットされたテンプレートとなっており、導入作業を従来に比べて大幅に抑えることができ、短期間での導入や、導入コストの軽減を可能にする。

《纐纈敏也@DAYS》

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