コンチネンタルタイヤなど、タンポポ由来のゴム開発で GreenTec Award 2014 を受賞

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タンポポ農園の写真
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独コンチネンタルタイヤとミュンスター大学フラウンホーファー分子生物学・応用生態学研究所(IME)による共同プロジェクト「RUBIN - タンポポから作られた天然ゴムの工業利用」が、GreenTec Award 2014を受賞した。

GreenTec Awardは、2008年より開始された環境および経済に関するヨーロッパ最大の賞。14カテゴリーで構成され、業界、学会、事業者団体およびメディアのエキスパート60名の審査委員によって選定される。今回の共同プロジェクトは、環境への取り組みにおいて優れた例であり、「オートモビリティ」カテゴリーにおけるパイオニア的な環境技術であると評価された。

コンチネンタルとIMEが取り組んでいるのはロシアタンポポの工業利用で、ロシアタンポポには天然ゴムが豊富に含まれているだけでなく、一般的なゴムの木と異なり、熱帯気候以外の場所でも生育させることができる。栽培が簡単なこの植物は、さまざまな温帯地域で育てることができ、農業には適さないとされてきた「耕作限界地」での生育も可能だ。

《纐纈敏也@DAYS》

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