【トライアル世界選手権 第5戦】ホンダ ボウが優勝、ランキングトップをキープ

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トニー・ボウ(ホンダ)
トニー・ボウ(ホンダ) 全 4 枚 拡大写真

トライアル世界選手権シリーズ第5戦・ベルギーGPが7月13日、コンブレン・オー・ポンで開催され、トニー・ボウ(ホンダ)が優勝。ランキングトップをキープした。

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選手権をリードするボウとアダム・ラガ(ガスガス)、2人のポイント差はわずか3点。ここでどちらが勝つかが、このあとのシリーズの行方も占うことになる。雨が予想されていることもあり、2人は非常に速いペースでセクションにトライしていった。

ボウは、第3セクションで減点3、第4セクションはクリーン。しかし、第5~6における2連続の5点減点に加え、タイヤがダメージを受けてしまい、先行きが危ぶまれる展開に。1ラップ目は、ラガが22点でトップ。ボウは25点で続くが、アルベルト・カベスタニー(シェルコ)が26点と僅差で迫ってきていた。

雨が降り、レインウエアをまとったボウは、2ラップ目に驚異のライディングを披露した。第1セクションから第8セクションまでを次々にクリーン。ドライコンディションの1ラップ目に25点だった減点を、降雨の中で13点にまで減らした。

このラップが、この日の試合を決定づけた。3ラップ目、ラガは19点と好スコアをマークして、ボウとの点差を縮めてきたが、2ラップ目に築いた8点のリードは安泰。最終的には6点差で2連勝を飾った。

次回の世界選手権大会は、海を越えてイギリスへ渡る。イギリス大会は2日制で、翌週の7月19日と20日に行われる。

■トライアル世界選手権 第5戦
1位:トニー・ボウ(モンテッサ・ホンダ)
2位:アダム・ラガ(ガスガス)
3位:アルベルト・カベスタニー(シェルコ)
4位:藤波貴久(モンテッサ・ホンダ)
5位:ジェロニ・ファハルド(ベータ)
6位:ジェームス・ダビル(ベータ)

■ポイントスタンディング
1位:トニー・ボウ(モンテッサ・ホンダ)128P
2位:アダム・ラガ(ガスガス)124P
3位:アルベルト・カベスタニー(シェルコ)96P
4位:藤波貴久(モンテッサ・ホンダ)91P
5位:ジェロニ・ファハルド(ベータ)83P
6位:ジェームス・ダビル(ベータ)68P

《纐纈敏也@DAYS》

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