フェルダ、6年内に売上1千億リンギ目標 6分野で各自達成目指す…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア

世界最大のパーム油生産業者であるフェルダ・グローバル・ベンチャーズ・ホールディングス(FGV)は、6年内に売り上げを1000億リンギにまで増やすことを目標としている。ザ・スターが報じた。

世界で10位以内のアグリビジネス企業になることを目指す。

FGVグループのモハマド・エミル社長兼最高経営責任者(CEO)は、2020年に向けたグローバル事業の戦略青写真に沿って組織改革を進め、目標達成を目指すとコメント。経営陣と従業員が一丸となりグループの改革イニシアティブを進めると述べた。改革イニシアティブでは6年間で売り上げを8倍に増やすことを目標としており、世界的な競争力も高めることを目指す。

FGVは事業を▽アブラヤシ上流▽アブラヤシ下流▽砂糖▽ゴム▽研究・開発(R&D)▽輸送、ロジスティクス、マーケティング、その他(TLMO)--の6分野に分けてそれぞれの目標達成に向け事業を行う予定だ。

アブラヤ上流事業分野では農園運営事業で世界をリードする企業となることを目指し、下流事業ではマージン拡大や工業用油脂、パーム油を原料とした消費製品で世界3位となることを目指す。製糖事業では2020年までに生産能力を400万トンにまで増やし、ゴム事業では加工ゴムの売り上げ強化を図る。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. 晴れた日の洗車が愛車を傷つける! “夏洗車”の落とし穴と対策~Weeklyメンテナンス~
  5. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  6. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  7. 足つき性アップの新技術も!未来のバイクが楽しみになるアステモの「夢のようなシステム」を体感してみた
  8. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  9. 日産 リーフ 新型、室内に用意された「Engawa 緑側」とは?
  10. 「ブルドッグの再来」か、ホンダの小型『スーパーEV』に熱視線!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る