【ランボルギーニ ウラカン 日本発表】ヴィンケルマンCEO「本能呼び覚ますテクノロジー」

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ランボルギーニ・ウラカン LP610-4
ランボルギーニ・ウラカン LP610-4 全 8 枚 拡大写真

アウトモビリ・ランボルギーニ・ジャパンは7月16日、新型車『ウラカン LP610-4』を日本国内で初公開した。来日中のアウトモビリ・ランボルギーニのステファン・ヴィンケルマンCEOはウラカンについて「本能を呼び覚ますテクノロジー」と述べた。

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ヴィンケルマンCEOは「まず革新的な技術、そしてもちろん絶対的なパフォーマンス、このモデルをもってスーパースポーツカーのドライビング・エクスペリエンスの再定義を狙った。公道では走りやすく、それと同時にレーストラックではパフォーマンスを発揮する非常に速いクルマにしたいと考えた」と開発の経緯を振り返った。

その上で「ひとことで表現すれば本能を呼び覚ますテクノロジー、これがまさにこの車。つまり、あらゆる革新的な技術をこの車に注ぎ込み、それを本能を呼び覚ますテクノロジーと呼んでいる」と強調した。

本能を呼び覚ますテクノロジーの具体的な中身は「シャシーは、アルミニウムとカーボンファイバーを組み合わせたハイブリッドシャシーとなっており、非常に軽量で剛性の高い素材になっている。パフォーマンスの核となるエンジンは、今回も自然給気にこだわった。V10、5.2リットルの全く新しいエンジンで610馬力を生み出す。低回転でも熱いトルクを生み出すことができる非常にパフォーマンスの高いランボルギーニらしいクルマになっている」と説明。

さらに「トランスミッションはランボルギーニ史上初めてデュアルクラッチのギアボックスを導入した。デュアルクラッチは変速の時間が短いのでとくにサーキットで走行する時にメリットがあるし、ストップアンドゴーの市街地での運転でも非常にスムーズに変速することができる。またAWDシステムは全く新しいものを導入した。リアに対して100%のトルクを配分することができるし、フロントは最大50%配分できるようになっている。非常にレスポンスの早いAWDシステム。パフォーマンスをいかんなく発揮すると同時に非常にハンドリング特性も高くスムーズに乗って頂ける車になっている」とも述べていた。

《小松哲也》

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