分離帯を飛び越えたワゴン車、バイクに正面衝突

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13日午後1時30分ごろ、福島県矢吹町内の東北自動車道下り線を走行中のワゴン車が中央分離帯に衝突。これを飛び越えて上り線側に進入し、走行中のバイクと正面衝突する事故が起きた。この事故でバイクの運転者が死亡している。

福島県警・高速隊によると、現場は矢吹町井戸尻付近で片側2車線の緩やかなカーブ。下り線を走行していたワゴン車は中央分離帯のガードロープに衝突。そのまま分離帯を乗り越えて上り線側で横転して滑走。対向してきたバイクと正面衝突した。

この事故でバイクを運転していた栃木県那須塩原市内に在住する53歳の男性が全身強打で約2時間後に死亡。その後方を走行していた別のバイク1台も巻き込まれて転倒し、栃木県大田原市内に在住する37歳の女性も胸部骨折の重傷を負った。ワゴン車を運転していた埼玉県川口市内に在住する75歳の男性も打撲などの軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。

ガードロープは路面から約1mの高さに複数本が設置されているが、切断などの被害はないという。警察ではワゴン車が乗り越えた経緯などを詳しく調べている。

《石田真一》

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