プロドゥア、今年の販売目標を下方修正…競争激化&利上げの影響で

エマージング・マーケット 東南アジア

ダイハツ系のプルサハアン・オトモビル・クドゥア(プロドゥア)は16日、今年の販売目標を19万7,000台から19万3,000台に下方修正した。

アミナル・ラシド・サレー社長及び最高経営責任者(CEO)によると、市場の軟化、非国民車メーカーとの競争の激化、中央銀行バンク・ネガラが10日、政策金利である翌日物政策金利(OPR)をこれまでの3.00%から0.25 ポイント引き上げて3.25%にしたことを理由に下方修正した。

競争の激化によりプロドゥアの上半期における販売台数は、前年同期の9万6,900台から2.5%減少の9万4,500台となった。市場シェアのトップは維持したが、シェア率は30.9%から28.4%に縮小した。

アミナルCEOは、下半期の売り上げについて厳しい状況が続くとの見解を示した。一方でアフターセールス事業については、上半期のサービス台数が前年同期比4%増の95万6,000台となっており、好調が見込めると述べた。低燃費自動車(EEV)に関して、年内に発表するとした上で、手頃な価格となると明らかにした。
(ザ・スター、ザ・サン、ニュー・ストレーツ・タイムズ、7月17日、ベルナマ通信、7月16日)

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  3. 【BMW 2シリーズグランクーペ 新型試乗】今、日本にちょうどいいBMW…中村孝仁
  4. マツダ『CX-3』終焉は近い? ガソリンとディーゼル2種に集約、SNSではさまざまな考察飛び交う
  5. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  6. スズキ『クロスビー』改良新型、パイオニア製カーナビ設定…9インチHD画面でスマホ連携対応
  7. BMW M、開発責任者が交代…高性能モデルの新時代へ
  8. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
  9. 三菱『デリカD:5』19年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
  10. 普通二輪免許で乗れるトライアンフに新型登場! 82.9万円から買える『スラクストン400』と『トラッカー400』
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る