マセラティ100周年…名車がリレー、増上寺から清水寺への「御茶壷道中」

自動車 ビジネス 企業動向
マセラティ浜松でバトンタッチする、マセラティ・ボーラとスパイダー90th アニバーサリー
マセラティ浜松でバトンタッチする、マセラティ・ボーラとスパイダー90th アニバーサリー 全 16 枚 拡大写真

マセラティ・ジャパンはマセラティ創業100周年記念イベントの一環として、東京~京都を結ぶ“100周年記念リレー、マセラティ百年道中”を開催した。

このリレープログラムは、江戸時代初期より幕末に至るまで続いた、“御茶壷道中”と、“東海道五十三次”からヒントを得て、開催されたものだ。

7月23日に、奉納品を携え増上寺(東京都港区)をスタート。途中マセラティ浜松を経由し、京都の清水寺にゴールした。24日には、奉納品を清水寺へ奉納し、その後ガラコンサートを開催し終了というスケジュールだ。

リレーでは、東京から浜松まではマセラティ『ボーラ』が、そこからは、『スパイダー90th アニバーサリー』が奉納品を運び、その前後は最新のマセラティが走行した。

奉納品は、100 周年のマセラティロゴをあしらった桐箱に、黒と朱の対になった、本漆塗の利休棗(なつめ/茶器)と、棗を包む仕覆(しふく)が収められ、マセラティ浜松で、茶葉を詰め、京都で奉納となった。

奉納は、“清水の舞台”にて実施。その後のガラコンサートでは、プッチーニ作曲イタリアオペラの名作、「蝶々夫人」のハイライトを上演。“ボローニャ歌劇場フィルハーモニー”で日本初の芸術監督に就任したマエストロ吉田裕史氏を迎え、小編成のオーケストラをバックに華麗な歌声が荘厳な寺社内に流れ、招待客から大きな拍手が贈られた。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る