フォード F-150 新型にもエコブースト…V8並みの325ps

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新型 フォード F-150
新型 フォード F-150 全 7 枚 拡大写真

米国の自動車大手、フォードモーターは7月22日、新型フォード『F-150』に搭載される新開発エンジン、「2.7エコブースト」の性能を公表した。

F-150は、フォードモーターの主力大型ピックアップトラック、フォード『Fシリーズ』の中核モデル。Fシリーズといえば、米国で最も売れている車。米国の年間新車販売ランキングにおいて、32年連続で第一位。ピックアップトラック部門では、37年連続でナンバーワンを誇る。2013年は、前年比18.3%増の76万3402台を販売。

2014年1月、デトロイトモーターショー14で初公開された新型F-150のハイライトは、大幅な軽量化。高張力スチール製フレームに、航空機にも採用されるアルミ素材を使った車体を組み合わせることで、先代比で最大およそ320kgもの軽量化を果たした。フォードモーターによると、牽引力、加速性能、ブレーキ性能、燃費などの面に、軽量化が効果を発揮しているという。

新型F-150のパワートレインは、ガソリンエンジン4種類。5.0リットルV型8気筒や3.5リットルV型6気筒などに加えて、「2.7エコブースト」が新登場。先代F-150には、「3.5エコブースト」が用意されていたが、新型ではさらにダウンサイジングを進め、新開発の2.7リットルV型6気筒ユニットを設定した。

今回、フォードモーターは、この2.7エコブーストの性能を公表。ターボで過給することで、最大出力325ps、最大トルク51.9kgmを引き出す。それでいて、アイドリングストップなどにより、環境性能を追求。同社は、「牽引力やパフォーマンスはV8エンジン並み」と説明している。

《森脇稔》

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