江田島で旧海軍の歴史をたどるバスツアー…フォトレポート

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旧海軍の歴史をたどる「Wargaming ミリタリーバスツアー in 呉・江田島」レポート
旧海軍の歴史をたどる「Wargaming ミリタリーバスツアー in 呉・江田島」レポート 全 28 枚 拡大写真

夏真っ盛りの7月末。中国地方は広島にて、オンラインタンクバトルゲーム『World of Tanks』(以下WoT)を運営するウォーゲーミングジャパン主催の「第02回 Wargaming ミリタリーバスツアー in 呉・江田島」が実施されました。一度目は土浦駐屯地で行ったバスツアー。今回はWargamingが開発中のオンライン海戦ゲーム『World of Warships』のテーマとなる海にフォーカスし、今も昔も海上(中)艦艇の一大拠点となる呉と江田島を巡るバスツアーです。

ツアーの行程は江田島にある海上自衛隊教育施設「海上自衛隊 第1術科学校」と、戦艦「大和」の母港として有名な呉市の「海事歴史科学館 大和ミュージアム」を巡るというもの。広島駅に朝8時に到着できる人という条件にもかかわらず、抽選で選ばれた全国各地の『WoT』ユーザー26人が参加しました。

受付時に限定グッズであるWargamingのロゴ入り「ポロシャツ」を受け取り、いざ広島駅から江田島へ。途中でバスごとフェリーに乗って島へと渡ります。出発から約1時間30分で「海上自衛隊 第1術科学校(旧海軍兵学校)」へ到着。現地では元海上自衛隊で潜水艦に搭乗していたというボランティアガイドの方に解説、案内をして頂きました。

上: 教育参考館 左:幹部候補生学校庁舎 右:大講堂
「第1術科学校」では敷地内の施設を見学。卒業式などが行われる大講堂や「赤レンガ」として有名な幹部候補生学校庁舎を見学し、教育参考館の中へ。駆逐艦「雪風」の操舵輪や戦艦「陸奥」巡洋艦「青葉」の船首にあった御紋章など、興味深い品々が16000点保存されており、そのうち1,270点が展示されています。館内は残念ながら撮影禁止なので、興味のある方は一度訪れてみてはいかがでしょうか。

教育参考館の外には、戦艦「大和」主砲弾や特殊潜航艇の甲標的と海龍も。

上: 戦艦「陸奥」主砲塔 左: 12.7センチ高角砲 右: 4連装魚雷発射管
教育参考館を後にし、さらに敷地内を見学。本日のメインイベントの一つ戦艦「陸奥」の主砲塔へと向かいます。陸奥の4番主砲として搭載されていた40センチ砲は近くで見ると圧巻の大きさ。この巨大な物が搭載されていた戦艦「陸奥」の大きさを感じることができます。

約2時間の施設見学を終了し、一行は昼食休憩のため術科学校の対岸にある「能美海上ロッジ」に移動。1時間の休憩時間で美味しい昼食をご馳走になり、参加者同士の親睦を深めつつ、次の目的地である呉を目指します。

ちなみにこの「能美海上ロッジ」には「軍艦利根資料館」があります。非常に小さな資料館ですが、重巡洋艦「利根」の貴重な資料が展示してありました。

呉移動中に参加者の自己紹介も。様々な年齢層の『WoT』ユーザーが参加しており、親子での参加もありました。

「能美海上ロッジ」から約1時間、道中で戦艦「大和」を建造したドッグを見学しつつ呉の「海事歴史科学館 大和ミュージアム」に到着。現地では約3時間の自由行動となり、各々の参加者が自由に施設内を見学していました。筆者は数名の参加者と共にボランティアガイドの解説ツアーに参加。戦艦「大和」と「武蔵」の見分け方や、大和に搭載されていたというラムネ製造機の位置など豆知識に始まり、呉市の歴史や主砲の性能など興味深いお話を伺うことができました。

時間は17時30分となり、大和の全長と同じ長さである大和桟橋にて記念撮影をして、解散場所となる広島駅へ。18時30分には到着し、丸一日に及ぶ「第02回 Wargaming ミリタリーバスツアー in 呉・江田島」は終了しました。

おまけ:大和ミュージアムに併設されている「海上自衛隊呉史料館」に鎮座する潜水艦「あきしお」と有人深海調査艇「しんかい」
Wargamingの注目作『World of Warships』に絡むイベントとして開催された今回のバスツアー。ウォーゲーミングジャパンの担当者に聞いた話では、米海兵隊岩国基地「日米親善デー」での協賛出展や、今回のように今後も地方でのイベントを積極的に行っていきたいとのこと。次は貴方の街に来るかもしれません。

旧海軍の歴史をたどる「Wargaming ミリタリーバスツアー in 呉・江田島」レポート

《水京》

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