BASF、第2四半期の業績を発表…販売量の増加で大幅増益

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独BASFは、 2014年第2四半期の業績を発表。業績は好調で、売上高は前年同期比1%増の185億ユーロ(約2兆5295億円)となった。

BASFのDr.クルト・ボック取締役会会長は、「好調な業績は、主に化学品部門、高性能製品部門、機能性材料部門から成る化学品事業と石油・ガス部門の販売量増加によるものだ」と述べている。販売価格はわずかに低下し、最終的には、ポートフォリオ全体の増減によって、売上高は1%増にとどまった。為替のマイナス効果(マイナス4%)が続き、また「その他」に分類される事業の売上高が大幅に減少したため、 BASFグループ全体の売上高は伸び悩んだ。

特別項目控除前EBITは、約21億ユーロ(約2871億円)となり、前年同期を2億2100万ユーロ(約302億円)上回った。化学品事業と石油・ガス部門は大幅増益だったが、農業関連製品部門やその他の部門は大幅減益となった。

EBITは、前年同期比で2億4600万ユーロ(約336億円)増加し、20億ユーロ(約2734億円)になった。純利益は1億4200万ユーロ(約194億円)増加して、13億ユーロ(約1777億円)になった。1株利益は、前年同期の1.26ユーロ(約172円)に対して1.41ユーロ(約192円)となった。特別項目と無形固定資産償却分を調整した後の1株利益は、前年同期の1.40ユーロ(約191円)に対して1.54ユーロ(約210円)だった。

《纐纈敏也@DAYS》

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