【トライアル世界選手権 第7戦】ホンダ、ボウは同点2位…ランキングトップはキープ

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
トニー・ボウ(ホンダ)
トニー・ボウ(ホンダ) 全 4 枚 拡大写真

トライアル世界選手権シリーズ第7戦・フランスGPが7月27日、ラ・モンジーで開催され、トニー・ボウ(ホンダ)はライバルのアダム・ラガ(ガスガス)に敗れ、2位に終わった。

【画像全4枚】

1ラップ目、第5セクションまでをすべてクリーンしたライダーはボウとラガを含め5人。ここでボウは減点1、対してラガはクリーン。ほんの1点だが、ラガがボウをリードして戦いは続く。ラガは12セクションをすべてクリーン。ボウもこのセクションでの1点のみで12セクションを走り切った。

2ラップ目、ラガが2つのセクションで1点ずつ減点。第9セクションでラガが2点目をついたため、トップはボウとなった。このままの点差を維持すれば、ボウの勝利だったが、最後の第12セクションで1点減点を喫してしまい、両者は同点のまま、最終ラップに入った。

3ラップ目、2人は一歩も引かず、クリーン合戦を続けていく。2人はそのまま全部のセクションをクリーンのまま、3ラップ目の12セクションを走り切った。ボウとラガ、2人の減点はともに2点で同点。さらにクリーン数34も同じ。1点が1つずつなのでこれも同じ。この場合、勝敗を決めるのは競技時間となる。ボウの競技時間は5時間8分59秒。そしてラガの競技時間は、5時間5分41秒。約3分の差で、勝利はラガのものとなった。

ここまでボウはラガに対して、選手権ポイントで10点差をつけていたが、今大会で両者の点差は7点にまで縮まった。

■トライアル世界選手権 第7戦
1位:アダム・ラガ(ガスガス)
2位:トニー・ボウ(モンテッサ・ホンダ)
3位:ジェロニ・ファハルド(ベータ)
4位:アルベルト・カベスタニー(シェルコ)
5位:ホルヘ・カサレス(ガスガス)
6位:藤波貴久(モンテッサ・ホンダ)

■ポイントスタンディング
1位:トニー・ボウ(モンテッサ・ホンダ)185P
2位:アダム・ラガ(ガスガス)178P
3位:アルベルト・カベスタニー(シェルコ)133P
4位:ジェロニ・ファハルド(ベータ)126P
5位:藤波貴久(モンテッサ・ホンダ)123P
6位:ジェームス・ダビル(ベータ)97P

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
  4. マツダ、クーペコンセプトと新型『CX-5』初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. ホンダ『CR-V』にハイブリッド、日本発売に先駆けプロトタイプ公開へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る