米国での東洋ゴム模倣品タイヤ、ITCが輸入販売差し止めを認定

自動車 ビジネス 企業動向
TRANPATH mpZ(参考画像)
TRANPATH mpZ(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

東洋ゴム工業は7月30日、米国における同社製タイヤ模倣品の輸入販売について、米国国際貿易委員会(ITC)が差し止めを認定したと発表した。

同社は、2013年8月、中国やタイのタイヤ製造業者および米国のタイヤ輸入販売業者計23社が同社の「TOYO TIRES」「NITTO」両ブランドタイヤの意匠権(タイヤの溝形と側面のデザイン特許)を侵害しているとして、米国関税法337条に基づき、模倣品の米国への輸入および販売差し止めをITCに申し立てていた。

ITCへの申し立ての後、23社のうち15社は、模倣品の米国への輸入販売の中止および在庫品の廃棄を条件とする和解に同意。また、一部の被申立会社は、模倣品の金型の廃棄および金銭賠償等に応じた。

ITCは今回、同社の保有する意匠権が侵害された事実を認め、制限的排除命令(模倣品の米国への輸入禁止)および販売差し止め命令(ネット販売を含む米国内での販売禁止)をITCの調査手続きに応答のなかった8社に対して命じたもの。

同社は、今後とも知的財産権の侵害に対して積極的に対処し、ブランド価値の維持・向上を図っていく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  4. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  5. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る