マレーシアの景況感、第2四半期は1ポイント上昇

エマージング・マーケット 東南アジア

調査会社のニールセンは、2014年第2四半期の「消費者景況感及び消費意欲に関するグローバル調査」の結果を発表。

東南アジアの大半の国では消費者景況感指数は下降したが、マレーシアの景況感は1ポイント上昇し93ポイントとなったことがわかった。

調査は、60の国と地域において3万人以上の消費者を対象に5月12日-30日にかけて実施された。世界全体の景況感指数は1ポイント上昇し、97ポイントだった。

調査では、世界の消費者の56%が12か月間の懐具合の見通しについて「良い・とても良い」と回答したのに対し、マレーシア人の回答率は50%となり、世界平均を下回ったことがわかった。マレーシア人は生活費節約策として、▽新しい衣類の購入を控える▽家庭外での娯楽を控える▽光熱費の節約、をしていると回答した。

また調査では、マレーシアにおいて今後半年間に心配なことのトップは経済情勢であることが明らかになった。それに▽雇用の保障▽食糧価格の上昇▽仕事と生活のバランス▽負債--が続いた。

広瀬やよい

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