ANAホールディングス、4-6月期決算…羽田拡張で国際線が好調、営業黒字に転換

航空 企業動向
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ANAホールディングスが発表した2014年4-6月期(第1四半期)の連結決算は、経常損益が25億円の赤字となった。前年同期は112億円の赤字で、赤字幅は改善した。

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売上高は、前年同月比10.0%増の3868億円と増収だった。国際線の事業規模を拡大したことが奏功した。

主力の航空事業は、国内線が「羽田発着枠政策コンテスト」で配分された発着枠を活用し、羽田~石見・鳥取線を増便するなど、ネットワークを拡充したため、旅客数、収入ともに前年を上回った。

国際線も、羽田空港発着枠拡大で7路線を新規開設し、ビジネス需要・プレジャー需要の双方を積極的に取り込んだことなどから旅客数、収入ともに前年を上回った。

貨物も、貨物専用機を1機追加導入して、沖縄~シンガポール~成田線、成田~ジャカルタ線を新規開設するなど、ネットワークを拡大したことから輸送量、収入ともに前年を上回った。

営業利益は、航空事業を拡大した効果から3億円と、前年同期の56億円の赤字から黒字に転換した。

全日本空輸の確定給付年金制度の一部を確定拠出年金制度へ移行して特別利益を計上、純利益が34億円の黒字となった。

通期業績見通しは前回予想を据え置いた。

《レスポンス編集部》

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