ロンドン・ヒースロー空港、体の不自由な人向けガイドブックを配布開始…パラリンピアンも高評価
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ガイドブックは、車いすを使う人などがスムーズかつトラブルのない旅ができるよう、英平等人権委員会が製作した。体の不自由な人に対する空港の取り組み(介助犬、車いすの確保、機内で必要な装備、座席の手配など)や法的助言が明記してある。
パラリンピックで9個の金メダルを獲得した、ホームズ・平等委員会委員は「空港という場所は複雑な移動を強いられる。正確で簡潔な情報が鍵となる」と述べ、フライトの予約から旅行を終えて家に帰るまでの流れを記載したガイドブックを高く評価している。
同空港によると、毎月9万人以上の体の不自由な人が空港を利用しているとのこと。ガイドブックの配布場所は、同空港、旅行会社、体の不自由な人と深いつながりがある団体事務所。
《日下部みずき》