いすゞの第1四半期決算、17%営業減益も「順調に推移しているという認識」

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いすゞ自動車決算会見
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いすゞ自動車が8月4日発表した2014年度第1四半期連結営業利益は、前年同期比17%減の371億円だった。海外の主力市場のタイでの販売が政情不安で大きく落ち込んだためだが、川原誠取締役常務執行役員は「社内計画に対してはおおむねオンライン」と述べた。

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川原常務は同日、都内で開いた決算会見で「国内と海外の輸出は好調だが、タイの市場の大幅な減少で減収となった。営業利益については資材費等の合理化活動は想定以上の効果を上げることができた。一方でタイでの減収による影響と、今年度は将来に向けた成長戦略関連の負担が前年度に比べると大きくでていることもあって、減益になった」と説明。

その一方で「第1四半期の決算は減収、減益となったが社内計画に対してはおおむねオンライン、順調に推移しているというのが我々の認識」と強調した。

先行きについては「今後の市場の見方、国内の足元の受注は大変好調。期初に立てた想定よりもやや上回っているといってもいい。タイ以外の中近東、アフリカなど海外からの受注も大変好調に推移していると、計画よりも強く出ていると認識している」と話した。

《小松哲也》

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